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受験勉強ではない受験対策

 ここでの話題は、神奈川県公立高校を目指す人に向けての話になりますが、他県でも、また私立受験であっても、ひいては大学受験においても有効な受験対策についてご紹介します。

 以前このブログでもお話をしたことがありますが、神奈川県公立高校入試の問題での文字数は、おそらく全国一番です。平成30年度国語の文字数は、17300文字。400字詰め原稿用紙なら43枚にもなります。10000文字に満たない県があることを考えると、その多さが分かると思います。この量は、中学生の平均的な読書速度ですと、ただ問題文を読むだけでも20~25分かかります。試験時間が50分ですから半分近く読むだけに必要です。ここでの平均的な読書速度とはただ読むだけの速度で、問題を解く際には読み直したりすることも必要になりますから、実際はもっと読むのに時間が必要になります。これでは問題を解く時間が足りなくなるのは確実です。文字数が多いのは国語だけではなく、英語、社会、理科でも、神奈川県の問題はかなりの文字数があります。
 近年神奈川県の入試は論理的思考力や読解力が必要な問題が増えており、多くの生徒がその壁にぶつかります。ただ、読解力に問題は無くても、読むのに時間がかかってしまっては、神奈川県の入試に通用しません。
 神奈川県で公立高校を目指している小中学生やその保護者の方にお伝えしておきたいのは、公立高校入試では「学力」だけでなく、「速読」の能力も求められているという事です。速読の能力が必要なんて話は聞いたことが無いかもしれませんね。確かにこれほど直接的に速読の必要性を言っているのはほとんど見かけませんが、分かっている塾などは何かしらの対策をされているはずです。
 ここで申し上げている「速読」とは、斜め読みや飛ばし読みのようなテクニック的なスキルのことではなく、正確に速く読む能力のことですので、勘違いなされないでくださいね。
 神奈川県の公立高校入試に対応するためには、最低でも1分間に1500文字、できれば2000文字以上の読書速度がほしいところです。私が当塾に速読講座を導入しようと思った最大の理由はここにあります。国数英理社といった科目の受験勉強だけでなく、こういった能力を高めることも必要だと思います。速読力がつけば、全教科に良い影響が期待できるわけですから、やって損はないばかりか、効果は大きいのではないでしょうか。

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