鳳泉スクール

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熱血授業の落とし穴

 授業で先生が頑張ってどうする。先生の自己満足で終わってはいけません。
素晴らしい分かりやすい授業であればあるほど、生徒はできた気になってしまいます。いやひょっとしたら分かった気になっている生徒もいるでしょう。
インプット段階では分かりやすい授業は必要かもしれません。しかし、テストも入試も社会で生きていくにもすべてアウトプットです。できるようになる、使えるようにならなければなりません。
教壇でカリスマ講師が面白い授業をしてくれる。なるほどそういう事か、いままでのもやもやが晴れたぞ!でもテストの点は上がらない。なんて事態はよくあることです。

このパターンの問題点は、生徒自身がほとんど汗をかいていないという事です。汗をかいていないとは、脳や手を動かしていないという事です。授業で汗をかいていたのはカリスマ講師であって、自分はそれをバーチャル的な世界で同じようにできた気にさせてもらったに過ぎないのです。
スポーツで、お手本を見たり話を聞いたりしただけで、できるようになったなんて思いませんよね。そんなんでできるならみんなイチローや内村航平や羽入結弦みたいになれちゃいます。やはり自分でそれをやってみて、練習してできるようにしますよね。それが勉強になるとその一番大切な練習をおろそかにしてしまうのです。
勉強においての練習は問題を解くこと(演習)です。習ったこと覚えたことを使って色々な問題を解くことで、理解しているか、できるようになっているかのチェックができます。そしてできていなければインプットからやり直します。できたならば定着させるための演習をすればよいのです。
当塾では、講義授業を省き、いきなり問題を解かせます。そこでできない問題やつまづいた時にじっくり勉強するというスタイルをとっています。限られた時間の中で、効率よく学習を進めるのと、演習時間をしっかり取らせるためにこのような方法にしています。
先生は基本教えるのが大好きな人間なので、どうしてもまず自分のやり方を教えたり知識を披露(笑)したがります。それでは生徒自ら考えたり調べたりする機会を奪っていると考えます。私は教えたい気持ちをグッとこらえて(笑)まずはよく生徒を観察し、ここは手助けが必要だと思ったときには解説やヒントを与えたりするようにしています。
授業で頑張るのは先生ではなく生徒であるべきです。当たり前ですよね。

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