伸びる教室の醸成

　１０月の珠算検定、暗算検定の結果が出ました。のべ９名が受験し見事全員合格！満点合格者が２名、また今回は日商検定暗算３級の合格者もいました。
みんなドキドキして待っていたので、先生から「合格してたよ！」と聞くと、「やったー！」「よかったぁ～。」とそれぞれ喜びと安堵の声があがりました。クールにしていた子もいましたが、やっぱり何かうれしそうでしたよ（笑）。
先生に叱咤激励されながらも頑張った結果です。よく頑張りました。おめでとう！！

　そんな興奮の中で今日のおけいこが始まったのですが、合格でモチベーションが上がったのか、進級した誇りみたいなもでしょうか、いつもより集中して取り組んでいるではありませんか。おしゃべりやよそ事をすることがほとんどありません。次の級の難しい問題に取り組んでいるにもかかわらず意欲的に楽しみながら挑戦しているように見えました。そんな雰囲気に、検定を受けていない子も引っ張られるように集中していて、教室の中が静かながらとてもエネルギーを感じる良い状態になっているのが感じられました。
そうなるとおのずと成果にも現れるわけで、練習問題で初めて満点をとったり、いつもより良くできていたり、どんどん次の問題に進んだり。フラッシュ暗算のおけいこでもクリアできなかった級をクリアしたりと。このような雰囲気の教室になると、生徒たちの成長がさらに加速していくのですね！
　そろばんは、検定・進級があるので、生徒も自分のレベルアップが分かりやすい習い事です。検定が目標になったり、合格が成功体験となったり、進級が自覚を促したり。
　検定・進級が目的ではありませんが、そろばんを頑張って成長し続けていく上で、検定はとても有効です。先生方はそこを良く認識していますので、それぞれの生徒を見ながら適切に指導しています。